エムバペ獲得にリバプール参戦か サラー+金銭で〝漁夫の利〟狙う

エムバペ(中央)の行く先は(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマンからの移籍が確実となった同国代表FWキリアン・エムバペ(22)の獲得にイングランド・プレミアリーグのリバプールが参戦するとスペインメディア「デフェンサセントラル」が伝えている。

すでにスペイン1部レアル・マドリードがオファーを出したと報じられているが、同メディアは「英国人は、エムバペをRマドリードからから遠ざけるために最後の弾丸を弾きたいと思っている。リバプールはほとんど不可能だとわかっているが、パリの怒りを利用してサラを追い払うことを望んでいる。そしてエムバペとの契約はクロップの長年の夢が実現することになる」と報じた。

リバプールのエースでエジプト代表FWモハメド・サラー(29)とユルゲン・クロップ監督(54)の関係は決して良好ではないため、クラブ側はサラーの譲渡+金銭で〝棚ぼた〟を狙っているわけだ。同メディアは「これがエムバぺを獲得する唯一のチャンスになる」と指摘。またリバプールにとってはサラーと契約更新の交渉を行っている最中で年俸交渉が難航しているという事情もあるという。

欧州の移籍期限は31日まで。RマドリードとパリSGの交渉も締め切り間際まで続くとみられているが、リバプールは〝漁夫の利〟を得られるだろうか。

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