J1C大阪は26日にレビー・クルピ監督(68)との契約を解除し、小菊昭雄コーチ(46)の新監督就任を発表した。
C大阪はここまでリーグ戦で25試合を終えて7勝9分け9敗の12位と低迷しており、指揮官の解任を決定した。
森島寛晃社長は「C大阪を応援、サポートしてくださる皆様には大変申し訳なく思っております。この現状に変化をもたらす必要があると判断し、クルピ監督と話し合い、双方合意のもと契約解除にいたりました。また、次節以降は小菊昭雄新監督のもと、チームの立て直しを図る運びとなりました」と説明した。
小菊新監督は1998年にU―15コーチに就任し、2002年からチーム統括部スカウト担当を務めた際には、当時FCみやぎバルセロナに在籍していたMF香川真司を発掘した存在としても知られている。
自身初めてトップチームの監督を務めることになり「私は06年よりトップチームに携わり、歴代の監督から戦術面やチームマネジメント、選手との向き合い方など、多くのことを学びました。これまでの経験、知識、強みを活かし、自分を育ててくれたC大阪というクラブに全力で還元したい」とチーム再建に向けて強い意気込みを見せた。
そして「ACL(アジアチャンピオンズリーグ)、天皇杯、ルヴァンカップのタイトル獲得、そしてリーグは上位を目指し、強い覚悟を持って今季の残りをチーム一丸となって戦い抜くことをお約束いたします」と目標を掲げた。
新生C大阪がどん底からの逆襲なるか。