【新日本】オカダがまたもジェフ・コブのツームストーンに屈辱KO メットライフD決戦に暗雲

O-カーン(右)の蹴りを食らうオカダ(中)

新日本プロレス26日の後楽園ホール大会で、オカダ・カズチカ(33)がまたしてもジェフ・コブにKOされる屈辱を味わった。

7月25日東京ドーム大会でコブを下したオカダは、同27日後楽園大会で襲撃を受け遺恨が再燃。9月4日メットライフドーム大会でシングルマッチに臨む。この日は小島聡と組みコブ、グレート―O―カーン組と対戦した。

激しいエルボー合戦を展開したオカダは、コブのツームストーンパイルドライバーを切り抜けマネークリップ(変型コブラクラッチ)で捕獲するなどチームを牽引する。さらにドロップキックからのツアー・オブ・ジ・アイランド(変型パワースラム)も回避し、十八番のドロップキックをさく裂させた。

だが試合終盤に小島がコブに捕まると、これを救出しようとしたオカダがオーカーンの王統流二段蹴りで動きを止められる。さらにコブのツームストーンパイルドライバーでマットに突き刺されるとグロッギー状態に。最後は小島がツアー・オブ・ジ・アイランドに沈められてチームも敗北を喫した。

25日からの後楽園4連戦すべてでコブとのタッグマッチが組まれているオカダだが、これで3戦全敗。試合後もノーコメントで会場をあとにした。25日大会でもツームストーンパイルドライバーでKOされており、メットライフドーム決戦へ暗雲が垂れ込めている。

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