米メディアのベースボール・アメリカ誌は26日(日本時間27日)、今年のMLBベスト・ツールを発表し、エンゼルスの大谷翔平投手(27)をアメリカン・リーグの「ベスト・パワー」、「ファステスト・ベースランナー」、「モスト・エキサイティング・プレーヤー」の3部門で1位に選考した。
この賞は同誌が各チームの監督に攻撃、投球、走塁の合計25部門でリーグ別に1位から3位までを選んでもらい、ランキングをつけるというもの。1988年から始まり、昨年はコロナ禍により変則なシーズン開催だったため実施されず、2年ぶりの格付けとなった。
大谷の3部門受賞は今年の最多タイ。メッツのジェイコブ・デグロム投手がナショナルリーグの「ベスト・ピッチャー」、「ベスト・ファストボール」、「ベスト・スライダー」を獲得した。また、大谷とア・リーグのMVPを争っているとされるブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手は「ベスト・ヒッター」に選ばれた。