宮迫博之〝芝居じみた〟謝罪動画逆手に俳優転身プラン 一昨年に映画出演オファー

自分の世界に入るのは得意だ

絶望的ともいわれるテレビ復帰のため、一度は断った道からの再スタートもありそうだ。

17日に「雨上がり決死隊」を解散した宮迫博之(51)が26日、自身のユーチューブチャンネルで27日からの動画配信再開を報告した。

17日の解散発表で批判を受け、19日に自身のツイッターでしばらく配信を休止すると発表してからわずか1週間での復帰。宮迫は「しばらく休むって言ってて、1週間って早いんじゃない、みたいなこともあると思うんですけども、止まっていても何も解決しない」と説明。「やっぱり、ぼくができるのはユーチューブという場所しかない」と前を向いた。

ファンから温かい言葉も送られたが、解散発表でも熱望した〝テレビ復帰〟の道は厳しい。25日に配信された「文春オンライン」で、吉本の大﨑洋会長は「宮迫さんに対して、頑張ってくれという気持ちもある?」と聞かれ、「それはないけどね(笑)。頑張るか頑張らないかは、本人が決めることだから。僕はもう別に関係ないし」と突き放したのだ。

テレビ各局のスタッフはこれを〝縁切り宣言〟と捉えており、多数の人気芸人を抱える吉本との関係を考慮し、宮迫の起用に二の足を踏むことが予想される。

それでもまだまだ道はある。俳優としてのテレビ復帰だ。

「宮迫は俳優としても多くの作品に出演し、高い評価を得てきた。2019年の闇営業問題で謹慎している最中には、ある有名監督が映画の出演オファーを出したが、宮迫は芸人での復帰にこだわり立ち消えとなった。ただ映画界では宮迫に期待する声はまだまだあり、映画を足がかりに俳優としてテレビ復帰を目指す道はある」(制作会社スタッフ)

17日に配信された「雨上がり決死隊解散報告会」でも、宮迫の姿にネット上では「芝居じみてる」「演技がかってる」との指摘が噴出。実際、出演した東野幸治は、宮迫が涙ぐむ姿に「出た出た、宮迫のお芝居って」とツッコんだ。

演技力は衰えてないだけに、俳優として活路を見出せるか。

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