敗戦のパッキャオ 自分で食事できず妻が「アーン」

マニー・パッキャオ(ロイター=USA TODAY Sports)

ボクシングWBA世界ウエルター級タイトルマッチで、同級スーパー王者ヨルデニス・ウガス(キューバ)に判定負けした6階級制覇王者マニー・パッキャオ(42=フィリピン)のダメージの大きさが伝わる動画が波紋を広げている。

ウガス戦で左目周辺を5針、右目周辺を3針縫ったと伝えられているパッキャオ。妻のジンキーさんは、自身のインスタグラムに、食事を取るパッキャオの動画を投稿。パッキャオはずっと目を閉じたまま。目を開けられないようで、ジンキーさんにスプーンで一口づつ食事を口に運んでもらっている。

ボクシングの英雄が見せた、普段とは違う姿に英「サン」が「レジェンドが目を開けられず、妻に食べさせてもらう」と報じるなど、欧米メディアも大々的に報道。引退や来年のフィリピン大統領選への出馬など、今後が注目されるなか、英雄はどんな決断を下すのか。

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