大阪府の吉村洋文知事（４６）が２８日、「ウェークアップ」（日本テレビ系）に生出演し、大阪で野戦病院を作ると語った。
コロナ禍で病床が逼迫する中、司会の野村修也から野戦病院の検討について問われると「何が一番問題かというと医療従事者の確保なんです。非常に難しいです。できない理由を言い出すと切りがないんですけど。ただ感染も広がっていますから、できる理由を考える。大阪では野戦病院を作る判断をしました。１０００床単位の野戦病院を作りたいと思っています」と語った。
続けて「新しいチャレンジになりますけど何とかコアになる医療従事者のみなさん、ここは今、阪大病院にご相談させてもらっています。そこでコアになる医療従事者の方、監修、ディレクターのような人、組織にご協力お願いして。それ以外はいろんなところから協力をお願いしてます」。
場所についても国際展示場、インテックスなど「そこの一部を使ってなんとかできないか。ここは松井市長の管轄なんで、松井市長にお願いしている最中です」と調整中であることを明かした。
また時期について「もう取りかかります。できるだけ早く。そう簡単にはなかなかできないと思ってますけど。取りかかる決断をしましたので。（場所、医療従事者の確保など）課題山積ですけどとにかくやってみる。できない理由ではなく、できる理由を考える。
自宅でお亡くなりになる方を１人でも減らす。これが最大の目標だと思っています。もうゼロにはできません。こんなに広がってくると」と決意を語った。
ネット上では吉村発言を支持する声や「何故、小池（都知事）にそれが出来ないのだ？」といった声が上がっている。
