窃盗や威力業務妨害などの罪に問われた元迷惑系ユーチューバーの〝へずまりゅう〟こと原田将大被告（３０）に名古屋地裁岡崎支部は２７日、懲役１年６月、保護観察付きの執行猶予４年の有罪判決を言い渡した。
へずまは昨年５月、愛知・岡崎市のスーパーで会計前の魚の切り身を食べた窃盗罪と大阪・アメリカ村の衣料品店では購入したＴシャツが偽物だと店員に絡み、威力業務妨害罪と信用毀損罪に問われた。
判決公判当日、へずまは丸刈りから少し伸びた短髪姿で出廷。神妙な面持ちで判決を聞き入れたが…。
これはただのポーズだった。同日中に親交ある暴露系ユーチューバー・コレコレ氏の番組に出演。執行猶予付き判決が出るのを見越した内容で「早く復活してえ！ てめえら久しぶりやな！」と述べ、公判で号泣したことも「自分の涙はヨダレと一緒なので」と憎まれ口を叩いてみせた。
短髪についても衝撃の事実が発覚。２８日に「Ｒｅｐｅｚｅｎ Ｆｏｘｘ」が「【裁判中】へずまりゅうに凸して、いきなり坊主にしてみた。」を公開。判決公判前に撮影されたもので、Ｒｅｐｅｚｅｎ ＦｏｘｘのＤＪ社長、銀太、脇がへずまの勤める山口県内のラーメン店に〝突撃〟。店に入るなり「コラボレーションお願いします！」と大声で叫びながら、テーブルを拭いていたへずまを店の端まで追い詰めると、コーラを頭にかけ、バリカンでへずまの髪の毛をばっさり切り落とした。
へずまは最初こそ「おらぁぁぁ！」と大声を上げるも、トップユーチューバーとの絡みはまんざらでもなかったようで「俺は嬉しいよ」「レペゼンが凸りに来るくらい大物に俺はなった」と豪語していた。
ここからわかるのは、へずまの丸刈りが反省の意志を示すものではなく、ただのドッキリ企画によるものだったことだ。
動画は午後１９時半時点で８０万回再生され、高評価３万４０００に対し、低評価は４３００ほど。コメント欄は「神企画」「へずまも嬉しそう」と好意的に捉える声が大半を占めている。
