長崎県諫早市小長井町の山茶花高原に隣接する観光果樹園「横林ブルーベリー園」が収穫シーズンを迎えた。平地より涼しい標高423メートルにあり、果実の摘み取りは9月中旬まで楽しめそう。
元農業高校教諭の横林和徳さん(75)が2005年に開園した。1ヘクタールの園内に、糖度と酸味のバランスが良い「ティフブルー」など約30品種千本を栽培している。横林さんは「安心して食べられる無農薬栽培にこだわり、害虫対策として剪定(せんてい)や除草、黄色灯を設置するなど手間をかけて育てている。観賞用としても一年中楽しめるブルーベリーの魅力が多くの人に伝われば」と話す。
今年は長雨の影響でシーズン入りが遅れたが、天候が回復すれば次第に甘みが増すという。
開園時間は午前9時半~午後3時半、入園料一般500円、小中高生300円。事前予約が必要。摘み取り果実の持ち帰りは100グラム180円。火曜休み。横林さん(電080.5207.5400)。
諫早・横林ブルーベリー園 収穫時期迎える 30品種1000本
- Published
- 2021/08/29 12:00 (JST)
- Updated
- 2021/08/29 14:52 (JST)
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