【スターダム】引退した葉月が1年8か月ぶりに電撃登場「今のスターダムに刺激を与えにきました」

リングでマイクを握田葉月。左は岩谷麻優

29日の女子プロレス「スターダム」汐留大会に、2019年12月に引退した葉月(23)が電撃登場した。

第5試合の岩谷麻優対レディ・Cのシングルマッチが終わった直後だった。ゲートからさっそうと登場した葉月は「お久しぶりです。自分がいなくなってからのスターダムは外から来た選手が活躍していて、正直悔しいです。麻優さん、悔しくないですか?」とマイクを握った。

驚きを隠せない岩谷は「お前はこのリングで最後の最後に文句を言っていなくなった。また文句を言うために戻ってきたの? それともやり残したことがあるの?」と問いただす。

19年12月24日の後楽園大会で葉月は引退試合を行った。だがセレモニーの際に「こういう不本意な引退はしたくなかったし、すると思っていなかったです」「スターダムのことは大嫌いだけど、大江戸隊と葉月のことを応援してくれた皆さんのことは大好きです」と発言したことが物議を醸したからだ。

岩谷からの問いかけに対し葉月は「(自分が)批判されるのも認められるのも自由。何を言ってもらっても構いません」とした上で「今のスターダムに刺激を与えにきました。現状打破したい勇気ある人、名乗り出てくれるのを待ってます」と選手たちに呼びかけ、リングを後にした。

突然の登場に選手間でも動揺が広がる中、果たして賛同者は現れるのか。今後の動向に注目だ。

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