２９日の新潟競馬１０Ｒ朱鷺Ｓ（３歳上オープン、芝内１４００メートル）は、横山典騎乗のカイザーミノル（牡５・北出）が中団から差し切ってオープン初勝利を挙げた。
春は重賞で連続３着と重賞級の力は示していが、ＯＰクラスでコンスタントに出走するためには賞金上積みが必要。「何か月も前からジョッキー（横山典）を予約していたし、賞金加算できてよかった。いろんな距離を試してきたけれど、ブリンカーをつけてから実戦でしっかり走ってくれる」（北出調教師）と〝勝負の一戦〟でベテランの手腕も味方にしっかりと結果を出した。次走に関しての明言はなかったものの、大きな１勝を手にしたことでこの秋の飛躍の可能性がグンと高まったと言えそうだ。
