藤波辰爾 退院した師匠・猪木氏とリング上での再会を熱望「早く会って食事がしたい」

アントニオ猪木氏(左)と藤波辰爾(2019年4月)

〝炎の飛龍〟藤波辰爾(67)が、師匠の驚異の回復ぶりを喜んでいる。

闘病中のアントニオ猪木氏(78)が28日夜に自身のユーチューブチャンネルを更新し、1月の入院報告から約7か月ぶりに退院したと報告。動画内では藤波とオンラインで会話する場面もあった。

本紙の取材に藤波は「動画に出たのは一部分で、久しぶりに顔を見て話せましたよ。元気だったので、うれしかったですね。いつもの『元気ですかー!』も聞けましたし」と興奮ぎみに語った。

入院中も頻繁に電話でやりとりを続けてきたという。「やっぱり勝負の世界に生きてきた方ですからね。昔の仲間が連絡をすると、気持ちも張ってくると願っていました」

やり取りの中でも「(退院したら)おいしいものを食べに行こう」と約束していたそうで「早く会って食事がしたいですね。無理のない程度でスケジュールを合わせられれば。もちろん密にならないように」と心待ちにする。

また、5月9日にデビュー50周年を迎えた藤波にとって、今年はメモリアルイヤー。猪木氏から「頑張れよ」とエールをもらったそうで「50周年というのは猪木さんの耳にも入っていますし、僕の50年のプロレス人生で欠かせない方。負担にならないように、50周年のどこかで登場してもらえればありがたい」とリング上での再会に期待をかけた。

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