〝炎の飛龍〟藤波辰爾(67)が、師匠の驚異の回復ぶりを喜んでいる。
闘病中のアントニオ猪木氏(78)が28日夜に自身のユーチューブチャンネルを更新し、1月の入院報告から約7か月ぶりに退院したと報告。動画内では藤波とオンラインで会話する場面もあった。
本紙の取材に藤波は「動画に出たのは一部分で、久しぶりに顔を見て話せましたよ。元気だったので、うれしかったですね。いつもの『元気ですかー!』も聞けましたし」と興奮ぎみに語った。
入院中も頻繁に電話でやりとりを続けてきたという。「やっぱり勝負の世界に生きてきた方ですからね。昔の仲間が連絡をすると、気持ちも張ってくると願っていました」
やり取りの中でも「(退院したら)おいしいものを食べに行こう」と約束していたそうで「早く会って食事がしたいですね。無理のない程度でスケジュールを合わせられれば。もちろん密にならないように」と心待ちにする。
また、5月9日にデビュー50周年を迎えた藤波にとって、今年はメモリアルイヤー。猪木氏から「頑張れよ」とエールをもらったそうで「50周年というのは猪木さんの耳にも入っていますし、僕の50年のプロレス人生で欠かせない方。負担にならないように、50周年のどこかで登場してもらえればありがたい」とリング上での再会に期待をかけた。