天海祐希 浪費家姑・草笛光子から「宝塚は無理よ」 映画「老後の資金がありません!」本予告

10月30日より劇場公開される、天海祐希主演のコメディ映画「老後の資金がありません!」の、本予告が公開された。

本予告では、老後には2000万円必要と言われている日本で、貯金はほぼないという状況下で苦闘する普通の主婦・後藤篤子の姿が映し出される。パート先をリストラになり収入0円、夫も失業して収入0円、娘の結婚資金でマイナス300万円、親の葬式でマイナス330万円の出費と、お金がない状況に陥る篤子。そんな中、浪費家の姑が追い打ちをかける。絶体絶命の大ピンチに陥った篤子が立ち向かう姿がコミカルに描かれている。最後には、宝塚出身の天海祐希演じる篤子が、草笛光子演じる姑から「篤子さん、宝塚は無理よ」と言われてしまうジョークも見られる。

本予告内でコミカルな姿を見せている天海祐希。“大人が見られるコメディ映画”を目指すプロデューサーが、キャスティングで真っ先に思い浮かべたのが天海だった。プロデューサーの熱いオファーに天海は、「誰もが老いていく中、“老後の資金”を切実な問題として抱える主婦とその家族を中心に、とても深刻ではあるけれど、ちょっと笑える素敵な作品になるのでは?」という思いで快諾したという。

「老後の資金がありません!」は、垣谷美雨のベストセラー小説を映画化した作品。強い女性を体現してきた天海祐希が演じるのは、普通の主婦。老後の資金問題、夫婦、親子、子の結婚、独立、嫁姑、親の介護、葬式と、誰もが直面する問題に、もがきながら奮闘する姿を見せる。天海に加え、松重豊、新川優愛、瀬戸利樹、加藤諒、若村麻由美、草笛光子らが顔をそろえる。監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」で涙とユーモアを交えた演出を見せた前田哲が務め、氷川きよしが映画初主題歌を担当している。

【作品情報】
老後の資金がありません!
2021年10月30日(土)全国公開
配給:東映
©2021映画『老後の資金がありません!』製作委員会

© 合同会社シングルライン