【卓球】張本智和 団体銅に達成感も「シングルスでもメダル取れなかったかなと後悔」

メダル獲得報告会に出席した張本(提供写真)

卓球男子で東京五輪団体銅メダルの張本智和(18=木下グループ)が30日、都内の木下グループ本社でメダル獲得報告会に出席した。

初の大舞台だった張本は団体で表彰打に立ったが、シングルスは4回戦敗退。「終わった直後は銅メダルの喜びっていうのが本当に強くて、それが2週間くらい続いていたんですけど、1か月くらいたつとやっぱり、シングルスでもメダル取れなかったかなっていう後悔っていうのが、また芽生えてきている」と率直な感想を述べた。

大会後は「ずっと部屋に引きこもってました」とほとんど外出することなく「昨日初めてコンビニ行った」という。

食事はウーバーイーツを利用し「台湾まぜそばとか、家の近くのインド料理屋のチーズナンとか。王道ではないかもしれないですけど、そういうのは食べています」。また〝王道〟を外している理由については「『焼き肉行こうよ』ってお誘いがたくさんあるので、そのときのために肉はちょっと取っておこうかな」と明かした。

練習は「先週の月曜から徐々に再開」した。喜びも悔しさも味わったこの経験は2024年パリ五輪につなげるしかない。

「一度、五輪の舞台に立ったからこそまたすぐに同じ五輪の舞台に立ちたい」と張本。「次はもっと明確に目標も設定できると思いますし、戦い方もイメージできると思う。今回、シングルスではメダルが取れなかったので、最低でもシングルスのメダルと団体戦では決勝進出を目指して現実的に目標を設定したい」と語った。

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