レンジャーズ・有原航平が日本時間2日の復帰登板へ意気込み「やらないといけない」

約4か月ぶりの登板となる有原(ロイター=USA TODAY Sports)

レンジャーズの有原航平投手(29)は30日(同31日)にオンライン会見で復帰登板する9月1日(同2日)の本拠地ロッキーズ戦へ「やらないといけない」と意気込みなどを語った。

有原は5月中旬に右肩の動脈瘤治療のために手術を受け、その後はリハビリを続けており、メジャーのマウンドは5月8日(同9日)のマリナーズ戦以来、約4か月ぶりだ。

「1日でも早く戻りたいという気持ちでやってきて、チームにもずっと帯同していたので、チームの雰囲気も感じながらこの3か月過ごせたかなと思います。気になることはなくて万全です」と明るい表情で語ったが、手術前後は精神的にきつかったと明かす。

「試合に投げられなくなったことが辛かったですし、手術をしたあともすぐキャッチボールできる状況にはなかなかならなかったので、その時期は早く直したいと思ってました。そんななか、焦らないように自らに言い聞かせた。早く投げたい気持ちを抑えて、しっかり患部が良くなるまで待つことが一番大変だったかなと思います」

マイナーで2度のリハビリ登板を経てのメジャー復帰。「やらないといけないという気持ちが一番強いです。チームにすごく迷惑をかけているんで、1イニングで多くチームのために投げたいと思っています」と力を込めた。

メジャー1年目の今季は7試合に先発して2勝3敗、防御率6・59。「打者を打ち取れるパターンだったり、まだ試合をあまり投げてないので、少しでも来季につながるように、手応えを得れるように、とにかく抑えられるようにしたいと思います」。シーズンは残り1か月。限られたチャンスで来季へ向けてアピールする。

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