とことこお店めぐり 食事と美術館 やすらぎ提供 さくら会館

 運営元のさくらメディカル創業30周年を記念し、元はレストランや結婚式場だった施設を改装して昨年11月に開業。利用者や地域の人へ日頃の感謝を込め、やすらぎと憩いの場を提供している。

 1階は大池を間近に望む抜群の眺望で、食事や喫茶ができる。好評を受けてメニュー化された「さくら弁当」(税込み1200円)は旬の食材を使ったもので、季節ごとの景色の移り変わりとともに中身の変化も楽しめる。

1階の飲食スペース「地域の茶の間」からの眺望
時季によって内容が変わる「さくら弁当」

 2階は美術館になっていて、現在は「能面と郷土玩具展」が行われている(9月30日まで)。10月からは新たな展示を計画しており、食事と展示の両方を楽しむ来場者も多い。

 同館は現在、新型コロナウイルス対策として、食事と美術館の観覧のいずれも事前予約と会員登録(年会費1000円、初年度無料)が必要。入館料は300円。

 同館の竹田敦マネジャーは「自然の中で景色もごちそうにして、ゆったりと一日を過ごしてもらいたい」と話している。

・頸城区花ケ崎2220

・日・月曜、祝日休業

・午前10時~午後3時

・☎025・530・3838

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