堂安律はドイツ移籍に失敗! オランダPSVで再スタート

今夏のドイツ移籍ならなかった堂安(ロイター)

オランダ1部PSVアイントホーフェンに所属する日本代表MF堂安律(23)の残留が決まった。移籍期限となった31日(日本時間1日)まで移籍がまとまらなかったと、ドイツ「スカイスポーツ」が報じている。

昨季ドイツ1部ビーレフェルトでプレーした堂安には同マインツ、ホッフェンハイム、Eフランクフルト、アウクスブルクに加えて2部のハノーバーが獲得への興味を示し、今夏の移籍は確実と報じられていた。ただ、PSVが設定した移籍金を600万ユーロ(7億8000万円)が大きな障害となり、ここまで獲得交渉はうまく進んでいなかった。

「スカイ―」によると、多くのクラブが堂安獲得レースから早々に離脱する中、粘っていたホッフェンハイムはPSVとの交渉で合意できずに、最後まで残っていたアウクスブルクは堂安サイドとの交渉がうまくいかなかったという。このため、少なくとも1月まではオランダでプレーすることになった。

ただ、PSVはチームで10番を背負うオランダ代表FWモハメド・イハッターレン(18)をイタリア1部ユベントスに放出(今季はレンタルでサンプドリアでプレー)したため、堂安にも出場するチャンスは巡ってくるとみられているが、好パフォーマンスを披露し、レギュラーに定着できるだろうか。

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