【JRA】15年の2冠馬ドゥラメンテが急死

15年の日本ダービーを制したドゥラメンテ

2015年の皐月賞、日本ダービーを制し、同年のJRA賞最優秀3歳牡馬を受賞したドゥラメンテ(牡9)が8月31日、種牡馬として繋養されていた北海道安平町の社台スタリオンステーションで急性大腸炎のため死んだことが分かった。

社台スタリオンステーション事務局の徳武英介氏は「1週間ほど前から右前肢の蹄冠部外傷の治療をしており、良化途中でしたが、前日30日より腸炎の兆候があり、その後急激に悪化してしまいました。今年の種付けシーズンも元気に過ごしていただけに信じられないでいます。日本屈指の名牝系出身で日本のチャンピオンサイアー5頭を重ねた名馬の早逝だけに、関係者の皆さま、ファンの皆さまには大変申し訳なく思っています。種牡馬としても頂点を期待されていましたので、残された産駒たちの応援を引き続きお願い致します。ドゥラメンテの功績に感謝しつつ、心よりご冥福をお祈りいたします」とコメントしている。

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