〈新型コロナ〉えちごトキめき鉄道 「密」防止で車両増で運行 生徒帰宅時間帯

 県独自の新型コロナウイルス感染症「特別警報」発令を受け、えちごトキめき鉄道は3日から平日限定で、妙高はねうまラインの列車2本で車両数を増やして運行する。高校の部活動休止を受けて、帰宅する生徒が集中し密となるのを防ぐためで、休止期間の16日までを予定している。

 対象となるのは、上り線の午後4時1分直江津発―同4時26分新井着、下り線の同4時57分新井発―同5時26分直江津着の2本。通常2両編成のところを、4両で運行する。

 同社によると、昨年5月にも高校の部活動休止で同様の措置を取った。今回は8月30日に、市内の学校から相談があり、対応を決めたという。なお、通学の時間帯はもともと、6両編成で運行している。同社では「一つの列車に集中することなく、分散しての乗車に協力をお願いします」と呼び掛けている。

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