SKE初選抜の野村実代を直撃「あっ、SKE変わったなと思わせたい」

初選抜入りを果たした野村実代

SKE48が1日に28枚目のシングル「あの頃の君を見つけた」を発売した。今回の新曲で初選抜入りを果たしたのが8期生の野村実代(18)だ。13歳でSKEに入ってから約5年、グループの新たな顔となった野村に選抜入りの思い、新センター・林美澪との関係、これからの夢について聞いた。

――初選抜入りの感想は

野村 SKEに入って5年目なんですけど、その間に選抜に入ったメンバーをたくさん見てきました。だから、やっと私も選抜に入れたとうれしい思いでいっぱいです。すごく実感のある初選抜。自分の力だけじゃない。ここまで背中を押してくれたファンの方たちには感謝しかないです。

――選抜としてやりたいことは

野村 今回の新選抜が若い期の3人(8期生の野村、9期生の青海ひな乃、10期生の林美澪)なんです。その3人が入ることによって今までと雰囲気がガラッと変わると思うので、新生SKEとして「あっ、SKE変わったな」と思わせたいです。

――新曲のミュージックビデオ(MV)は沖縄で撮影した

野村 MVの教室のシーンで私と江籠裕奈さんと林美澪ちゃんは同級生という設定なんです。美澪ちゃんの前で私が右手の人さし指と中指を、江籠さんが左手の人さし指と中指を机の上で動かしていってくっつくというシーンがあるんですけど、それは片方が美澪ちゃんで、もう片方は美澪ちゃんが思いを寄せる男の子というイメージなんです。(指で表現した)2人が歩いていてくっついちゃったとキャーキャー言っています。

――新曲でセンターを務める12歳の林さんとは6歳差だが、同級生という設定にもそんなに違和感はなかった

野村 本当ですか? うれしい! 私も高校を卒業して2か月くらいしかたってないときで割と現役に近い状態ではあったので(笑い)。美澪ちゃんは10期生でただ1人の初選抜で、しかもセンター。プレッシャーがすごいだろうと心配だったんですけど、すごく頑張っています。自分に自信を持っていてアイドルに向いてるなと思います。でも、まだ若いのでここからいろいろな壁にぶつかると思う。そういうときに支えてあげたいと思っています。私自身も13歳でSKEに入っているので。

――林さんとは仲がいい

野村 自然と仲良くなっていて、最近は美澪ちゃんの方からも来てくれるようになりました。井上瑠夏ちゃんと仲良しの3人で「みつご」というライングループを作っています。活動以外のことでも一緒にいることが多いのでこれからも支え合っていけたらいいなと思います。

――個人としての目標は

野村 ずっと夢として掲げてきたのがモデルのお仕事とアイドルを両立したいということなんです。簡単なことではなく、まだ夢はかなっていないんですけど、SKEでそういうことをしている人がいないので、ぜひやりたいなと思います。雑誌に載ったり、ランウェイを歩いたり、アイドルだから歌って踊りたいとか、何でもできるような人がいいですね。自分の限界を決めたくないなと思っているので、演技のお仕事もやってみたい。本当にマルチに活動できたらいいなと思います。いろんなことに挑戦できるのがアイドルの良さだと思うので限界を決めずに自分の良さを見つけていけたらいいなと思います。
――アイドルという仕事は好き?

野村 好きです。歌って踊ってかわいい衣装を着てというのがアイドルというお仕事の魅力だなと思います。そしてファンの皆さんと一緒に成長するところも。頑張ったら頑張った分だけ結果がついてくる。これからもファンの皆さんに日々の幸せや楽しみを届けていけたらと思っています。

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