Dバックスが快勝 ダルビッシュ3回途中6失点で9敗目

【パドレス3-8ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

ダイヤモンドバックスはパドレス先発のダルビッシュ有を攻め、3回裏に一挙6点を先制。その後、2本のホームランで3点差まで追い上げられたものの、8回裏に2点を追加し、8対3で快勝した。ダイヤモンドバックス先発のルーク・ウィーバーは6回79球を投げて被安打4、奪三振3、与四球0、失点1という安定したピッチングで今季3勝目(3敗)をマーク。3回途中6失点(自責点5)で降板したダルビッシュには今季9敗目(7勝)が記録された。

両軍無得点で迎えた3回裏、ダイヤモンドバックスは一死1塁からペイビン・スミスのタイムリー二塁打で先制。一死1・3塁とチャンスを広げ、ダルビッシュの暴投とジョシュ・バンミーターの5号2ランで3点を追加した。二死後、ジェイク・マカーシーが四球を選んで出塁し、メジャー初盗塁に成功。ここでニック・アーメッドにタイムリーが飛び出し、ウィーバーが三塁マニー・マチャドのエラーで出塁したところでダルビッシュはマウンドを降りた。さらに、2番手ナビル・クリスマットからジョシュ・ロハスがタイムリー。ダイヤモンドバックスは一挙6得点のビッグイニングとなった。

6月末の時点で7勝2敗、防御率2.44の好成績を残していたダルビッシュだが、日本時間6月22日のドジャース戦を最後に白星から遠ざかり、これで自身7連敗。防御率はついに4点台(4.05)に突入してしまった。7月以降の9先発でクオリティ・スタートを達成したのはわずか1度だけ。9先発のうち7試合は4失点以上と苦しいピッチングが続いている。なお、2回2/3での降板は日本時間8月13日のダイヤモンドバックス戦と並ぶ今季最短タイだった。

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