ドジャースが3連戦をスイープ ダルビッシュ今季8敗目

【ドジャース4-0パドレス】@ペトコ・パーク

ドジャースは先発のマックス・シャーザーが10個の三振を奪い、8回途中まで2安打無失点に抑える見事なピッチングを披露。打線はパドレス先発のダルビッシュ有から4点を奪ってシャーザーを援護し、4対0で勝利して敵地でのパドレス3連戦をスイープした。故障者リストから復帰したダルビッシュは6回102球を投げて被安打5、奪三振6、与四球1、失点4という内容。シャーザーは今季12勝目(4敗、防御率2.51)をマークし、今季8敗目(7勝、防御率3.80)を喫したダルビッシュは黒星先行となった。

前日はタイブレーク史上最長となる延長16回の熱戦を演じた両チームだが、今日は序盤からドジャースのペース。3回表にオースティン・バーンズの5号2ランとコリー・シーガーのタイムリー二塁打で3点を先制すると、4回表は先頭のAJ・ポロックが三塁打で出塁し、続くコディ・ベリンジャーの犠飛で4点目を奪った。シャーザーは初回に三者連続三振を奪うなど4回までに8奪三振を記録し、5回裏無死1・2塁のピンチは三振と併殺打で無失点。それ以降は降板するまでパドレス打線にヒットを許さなかった。

戦列復帰を果たしたダルビッシュは最初の2イニングを無失点に抑えたものの、3回表にバーンズの一発などで3失点。4回表にも1点を失ったが、前日の試合の影響で先発投手に長いイニングが求められるなか、102球でなんとか6イニングを投げ抜いた。ダルビッシュが今季7勝目をマークしたのは日本時間6月22日のドジャース戦。それ以来2ヶ月以上も白星から遠ざかっており、自身6連敗と苦しい時期が続いている。

© MLB Advanced Media, LP.