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長崎県内で伊勢エビ漁が解禁され、五島市の崎山漁港でも早朝、漁師が水揚げ作業にいそしむ光景が見られる。
県によると、県内の生産量は38トン(2019年)。五島は、長崎、西海両市とともに主な産地に挙げられる。
伊勢エビ漁を50年以上続ける同市向町の竹野義昭さん(75)は、漁を休む「月夜間」などのため、解禁日から1週間遅れて8月28日に始めた。前日夕方に沖合に仕掛けた刺し網を、午前3時ごろから引き揚げる。漁港に戻ると、手かぎを使って、傷を付けないよう丁寧に網を外していった。
地元漁協を通じて、関西方面などに出荷される。9月いっぱいまで漁を続ける予定で「新型コロナの影響なのか取引価格が安くなっている。水揚げ量も今のところ例年より少なく、今後の回復を待ちたい」と話した。