7ORDERが武者修行ツアーを完遂 同時に11月から全国12都市ツアーも発表

ツアーファイナルで笑顔を見せた7ORDER(撮影・Gaku Maeda)

7人組アーティスト7ORDERが2日、福岡県のZepp Fukuokaでコンサートツアー「7ORDER 武者修行TOUR ~NICE “TWO” MEET YOU~」のファイナルを開催。7月23日にスタートしたツアーを完遂させた。

安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人による音楽・演劇・アート・ファッションなどジャンルレスな活動を行う7ORDER。今回の「武者修行TOUR」は広島県の東広島芸術文化ホールを皮切りに全国7都市を回った。

このツアーの中で8月28日の豊洲PITのライブをリポートしよう。コロナ禍でのライブのため、会場の扉には7ORDERの公式キャラクターの「小田ちゃん」のイラストで「声は出せないけど笑顔で応援」「いつもより大きく拍手してみよう」など、ファンに新しいライブの楽しみ方を提案するイラストも掲げられていた。

バンド形式で登場した7人がアルバム「ONE」の収録曲「Break it」でスタート。安井の「最高に熱い瞬間を作っていこう」の掛け声とともに「タイムトラベラー」「LIFE」と7ORDERおなじみの楽曲を披露した。

7ORDERは7月7日にメジャーファーストシングル「雨が始まりの合図/SUMMER様様」をリリース。この「SUMMER様様」はORANGE RANGEのNAOTOが作曲、HIROKIが作詞を手掛けたが、その経緯もあって、ステージではORANGE RANGEのヒット曲「花」をカバー。しんみりと聴かせるバラード曲「花」の後には、アップテンポなノリの「SUMMER様様」を熱唱し、再び会場を沸かせた。

さらに今回、楽曲をアコースティックで聴かせるという初の試みもしてみせた。安井と真田がアコースティックギターをもって「BOW!!」「27」などを聴かせるシーンもあった。アンコール前には最新シングル「雨が始まりの合図」を熱唱した。

安井は「7人が7人とも同じ気持ちでいるわけじゃないし、ここに来ているみんなが、いろんな思いを抱えている人がいると思うんですけど、みんなで一緒に楽しんで、本当にこんなに幸せな空間だったな」と充実したライブだったことを実感。さらに「7ORDERは、必ずみなさんを楽しませようという気持ちを持ってステージに立ち続けています。これからの僕たちを見ていってください」とあいさつした。

11月27日から来年の2月末まで全国12都市を回る「7ORDER LIVE TOUR 2021―2022 『Date with.......』」の開催も発表された。快進撃はまだ始まったばかりだ。

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