へずまりゅう「格闘技界で有名になりたい」〝みそぎマッチ〟の相手は黒人ファイター

「hatashiai」会見で発表されたへずまりゅうの対戦カード

元迷惑系ユーチューバーのへずまりゅうこと原田将大(30)がシロウト異業種格闘技戦「hatashiai」(19日、東京・歌舞伎町)のメインイベントでの出場が決定した。対戦相手はキックボクシング経験のある黒人ファイターで、へずまが望む通りの「ボコられる」展開必至だ。

窃盗や威力業務妨害などの罪に問われ、懲役1年6月、保護観察付きの執行猶予4年の有罪判決が出たへずまは格闘家への転身を表明。元レスリング経験者で国体出場歴があるへずまは格闘家の朝倉未来と道場マッチで挑んだ度胸もあり、「ボコられるのを見たいでしょ。ボコす時もあるけど」と意欲を見せていた。

昨年12月にキャンセルとなったものの、へずまのマッチメークを企画した「hatashiai」の古賀真人GMは再度オファーを送り、みそぎマッチが決定した。

古賀氏はへずまから送られた「格闘技界で有名になって夢を与えたい」「今後は人に迷惑をかけない。犯罪行為は絶対にしません」などの反省文を読み上げた。

「『hatashiai』は人の再出発を応援する趣旨もある。格闘技は覚悟を決めるとか勇気を持つイベント。へずまりゅうの社会復帰応援企画でクラウドファンディングも立てていきたい」と古賀氏は話した

気になる対戦相手は「迷惑をかけた人とも勝負をしたい」(古賀氏)と黒人のファイターを用意。へずまが昨年、大阪・アメリカ村の衣料品店で購入したTシャツが偽物だと黒人店員に絡んで逮捕された事件に引っ掛けたものだ。

古賀氏は「素人なんですけど、経験は1年ある。黒人の方ならではの運動神経、天性のバネがある。へずま選手も物すごいパワーと折れない気持ちを持っている」と好ファイトを予想した。試合の立ち合い人には青汁王子こと三崎優太氏(32)が務めることも決定した。

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