大和市立病院、5年ぶり黒字 コロナ対応で補助金が大幅増

大和市立病院

 大和市立病院(同市深見西)は2020年度の事業会計決算をまとめた。地域の基幹病院として経営健全化の途上にあるが、新型コロナウイルス対策に関する国・県からの補助金が大幅に増えたことなどから、単年度収支で5年ぶりに黒字に転じた。

 決算書によると、20年度の収益は121億8400万円、費用は120億5700万円となり、差し引きで1億2700万円の黒字となった。累積赤字は79億8700万円に減少した。

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