都農と県漁連タッグ 水産輸出強化へ加工場

 都農町と県漁連(宇戸田定信会長)が、県内で水揚げされる魚を集約し、切り身やフライにする水産加工場の建設を計画していることが3日、分かった。県漁連が自治体と工場整備に乗り出すのは初めてで、県産水産物の輸出力強化を図る。規模や運営主体は本年度中に方向性を決める。町は同日開会の9月定例町議会に、基本設計図作成や収支計画の調査費を盛り込んだ2021年度一般会計補正予算を提案した。

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