松田町長選、5日投開票 駅前再開発争点に現職・新人一騎打ち

現職の本山博幸氏(右)と新人の吉田功氏

 任期満了に伴う松田町長選は5日、投開票される。立候補しているのは、届け出順にいずれも無所属で、3期目を目指す現職の本山博幸(51)と新人で元中学校教員の吉田功(61)の2氏。

 本山氏は子育て世代の呼び込みによる定住促進策を訴え、小田急新松田駅前の再開発や公園などの遊び場の充実、小児医療費助成の高校3年まで拡大などを公約に掲げる。

 吉田氏は同駅前の再開発を見直し、堅実な財政運営への転換を主張する。町独自の奨学金制度の創設など教育や福祉の充実を図る一方で寄地区の振興策にも力を注ぐ。

 期日前投票は4日午前8時半から午後8時まで、同町役場で受け付けている。

 8月30日現在の有権者数は、9471人(男4653人、女4818人)。

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