【新型コロナ】川崎で421人感染 関係者陽性の2保育園が臨時休園

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は4日、10歳未満~90代の男女421人の感染が新たに確認されたと発表した。症状については全員が調査中としている。290人が感染経路不明。市発表の感染者は累計3万6744人となった。

 クラスター(感染者集団)と認定されていた市内北部の病院で、新たに60代男性の入院患者の陽性が判明し、感染者は職員を含め計12人になった。クラスターが発生していた市内の認可保育園では、新たに園児2人と保育士2人の陽性を確認し、感染者は計30人になった。

 新たに確認された感染者の年代別内訳は、20代が98人、30代が82人、40代が73人、50代が53人、10代が47人、10歳未満が28人、60代が25人、70代が11人、80代が3人、90代が1人。

 居住地別では、川崎区が106人、多摩区60人、中原区57人、幸区46人、宮前区45人、高津区44人、麻生区20人、横浜市28人、横須賀市3人、藤沢市2人、鎌倉・茅ケ崎・座間市、葉山・大井町が各1人、東京都は5人だった。

 感染経路が判明している人のうち、家庭内は69人、陽性者との接触は62人だった。

 川崎市はまた、中瀬新生保育園(川崎区)、同市土渕保育園(多摩区)の関係者の陽性が判明し、両施設を4日から当面の間、臨時休園すると発表した。

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