新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で4日、新たに4人の死亡と、10歳未満～100歳以上の男女1633人の感染が確認された。うち1065人が感染経路不明という。新規感染者数が2千人を下回るのは6日連続。
横浜市では男性2人の死亡が判明。市によると、70代男性は発熱のため8月19日に病院を受診し、PCR検査で陽性と判明。そのまま入院したが容体が悪化し、同30日に亡くなった。
90代男性は同23日に発熱し、自宅で静養していたが、同31日に妻の呼び掛けに応じず、かかりつけ医が往診し死亡を確認。死亡後の抗原検査で妻とともに陽性と判明した。男性は発症の約1カ月前に2度目のワクチン接種を終えていた。死因は老衰とみられる。
相模原市によると、座間市の70代女性が9月2日、入院先の病院で死亡。8月3日に陽性と判明、症状が悪化したため同8日から入院していた。
県によると、綾瀬市の80代男性は7月16日に陽性と判明。8月26日に新型コロナによる肺炎で死亡した。基礎疾患があったという。
また、県厚木保健福祉事務所管内の生産工場で計9人の陽性者が判明し、クラスター（感染者集団）として新たに認定した。
クラスターが発生していた川崎市内の認可保育園では、新たに園児2人と保育士2人の陽性を確認し、感染者は計30人になった。
