【新型コロナ】横浜で886人感染 自宅で倒れた40代男性ら4人死亡

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は25日、40~80代の男性4人が死亡したと発表した。また、新たに10歳未満~90代の男女886人の感染を確認。中等症4人、軽症743人、無症状61人で、78人の症状は分かっていない。うち560人の感染経路が不明という。

 市によると、死亡した40代男性は17日に自宅で倒れているのが見つかり、死亡が確認された。死因は不明で検案の際に陽性と判明した。男性は15日ごろ知人に発熱を訴えていたという。

 亡くなった他の80~60代の男性3人はいずれも感染経路不明で、7月3日~21日に感染が分かり、その後状態が悪化した。60代男性は糖尿病の持病があったという。

 横浜市内では、横浜総合病院(同市青葉区)で職員1人の感染が判明し、同施設での感染者は患者と職員の12人になった。認可保育園でも職員1人の感染が分かり、感染者は6人となった。市はいずれもクラスター(感染者集団)と認定した。

 クラスター関連では、横浜旭中央総合病院(同市旭区)で患者10人と職員1人の11人が新たに感染し、感染者は41人になった。

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