松本人志 総裁選不出馬の菅首相に「目も言葉もよどんで暗かった」と指摘

松本人志

お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志が5日、フジテレビ系「ワイドナショー」で、菅義偉首相の自民党総裁選不出馬について言及した。

総裁選への出馬に意欲を示していた菅首相は2日、一転して不出馬を表明。後手後手のコロナ対策が批判を浴び、支持率も低迷する中、人事もできず万事休すとなった。

この日、同番組に出演した歌手の泉谷しげるは「この人はおそらく人気者になりたかったと思うんだよね。『ガースーです』で言って、外したことがあった。オレってかわいいって。楽観的な人なのよ」と指摘。

続けて「いくら楽観主義でも、状況が状況だけに強い態度を示さなければならない。人気がないということはこういうこと」と斬り捨てた。

これには松本も「1年間菅さん見てていて、暗かったですよね。1回『ガースーです』って言って、はしゃいだら、めちゃくちゃ叩かれて。目も言葉もよどんでいた」と同調。

その上で「菅首相がよどんでいるのを見ると、我々もよどみだして先が見通せなくて、つらかった」とした。ただ「おつかれさまでしたとは思う。大変な時期にやられたなと」とねぎらいの言葉も送った。

総裁選には岸田文雄氏が出馬を表明している。

松本は「岸田さんのおしゃべりを聞いてると気持ちいいけどね。この感じで質疑応答できたらいいよねって思っちゃう」と意思疎通できることを評価。

すると、MCの田村淳から「それは当たり前のことなんですけどね」と突っ込まれ、「そうなんですよ」と苦笑した。

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