東京パラリンピック閉幕日の5日、バドミントンの男子シングルス車いす決勝で梶原大暉(日体大)が世界ランキング1位の金正俊(韓国)を撃破。また、女子ダブルス車いす決勝で山崎悠麻&里見紗李奈(ともにNTT都市開発)が中国ペアを破り、ともに金メダルを獲得した。里見は女子シングルと合わせて2冠を達成した。
バドミントンは今大会から採用された新種目。シングルス(車いす)では男女ともに初代王者となった他、女子シングルス(上肢障がい)で鈴木亜弥子(七十七銀行)が銀、さらに3つの銅を加え計7個のメダルラッシュとなっている。
五輪でも日本勢はメダル量産が期待されていた。しかし、フタを開けると男子シングルス桃田賢斗(NTT東日本)、女子シングルス奥原希望(太陽HD)、女子ダブルス福島由紀&広田彩花(ともに丸杉)らの有力候補がメダルを逃す予想外の結果。そんな中、パラ勢が日本バドミントン界に明るいニュースを届けている。