6日（月）は、東日本を中心に大気の状態が不安定で、局地的には激しい雷雨のおそれがある。また、関東を中心に気温が平年より低く、肌寒さが続きそうだ。

東日本では傘が必要な天気

　6日にかけては上空の寒気や湿った空気の影響で、関東甲信や東海、北陸周辺では大気の不安定な状態が続きそうだ。内陸を中心に局地的には激しい雷雨のおそれがある。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要。都心では雷雨の可能性は低いものの、雨が降ったり止んだりで、傘が必要な天気となりそうだ。

　西日本や北日本は晴れ間の出る所が多いが、九州では雲が多く、にわか雨や雷雨の所がある見込み。空の変化には注意したい。

関東は昼間も空気ヒンヤリ

　6日の最高気温は、東海から西では太平洋側を中心に30℃を超える所が多く、残暑が続く見込み。北陸から北の日本海側でも25℃～28℃くらいまで上がり、半袖の陽気となりそうだ。一方、海からの涼しい空気が入る関東や東北の太平洋側では25℃に届かない所が多く、昼間も空気はヒンヤリと感じられそうだ。東京の最高気温は10月上旬並みの23℃の予想となっている。9月入ってから低温の状態が続いているため、体調の管理とともに農作物の管理などにも注意が必要だ。

（気象予報士・佐々木聡美）