延岡市民憩いの公園に 川島埋立場跡地を活用

埋立場の跡地を活用して整備された「川島ふれあい公園」

 延岡市川島町に「川島ふれあい公園」がオープンした。川島埋立場の跡地を活用。遊具がある芝生広場(7500平方メートル)や多目的広場(1万3千平方メートル)などがあり、市民の新たな憩いの場になりそうだ。
 跡地の活用法について、市と地域住民が協議し、2018年度から整備していた。総事業費は約3億6千万円。芝生広場には子ども向けの大型遊具のほか、大人も使える健康遊具もある。延長1.5キロの遊歩道も整備し、幅広い世代が利用できるようにした。
 長男(7)と訪れていた同市桜ケ丘3丁目、会社員本田総治朗さん(28)は「大きな遊具があり、子どもが楽しめる場所ができてよかった。小さな子ども向けの遊具もあるので、1歳の長女も連れてきたい」と話していた。
 芝生広場や多目的広場などを占有して使う場合は、申請や使用料が必要。問い合わせはクリーンセンター清掃工場(電話)0982(33)1869。
 川島埋立場は1980(昭和55)年から2014年3月末まで稼働。同市北方町の北方最終処分場の運用開始に伴い、役目を終えた。

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