阪神・藤浪 MAX161キロも…巨人・岡本和に痛恨3ラン被弾

巨人・岡本和に一発を浴び、マウンドでうつむく阪神・藤浪

阪神・藤浪晋太郎投手(27)が5日の巨人戦(甲子園)の3回から2番手として救援登板。3回を投げ、4安打3四球3失点の内容だった。

先発投手・秋山の不調を受け、阪神首脳陣は0―3と3点を追う3回から継投策への移行を決断。藤浪を〝第2先発〟的な位置づけでマウンドに送りだした。坂本、吉川尚に連続四球を出し無死一、二塁のピンチをいきなり背負ったが、後続を打ち取り窮地を脱出。続く4回も3者凡退で簡単に切ってとった。

だが、落とし穴は5回に待っていた。松原の中前打、吉川尚の遊撃への内野安打などで一死一、二塁とされると続く岡本に痛恨の35号3ランを献上。0―6と大きく戦局を決定づけられてしまった。

3イニングを投げ切るのに78球を費やした藤浪はこの回限りで交代。直球は最速で161キロをマークするなど随所でらしさは見せたが、またも結果はついてこなかった。

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