ロイヤルズ快勝 ペレスが2試合連発の41号先制3ラン

【ホワイトソックス0-6ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

ロイヤルズは投打がガッチリと噛み合い、ホワイトソックスに6対0で快勝。今季の直接対決19試合を終了し、地区優勝が確実となっているホワイトソックスに10勝9敗で勝ち越した。ロイヤルズ先発のブレイディ・シンガーは7回106球を投げて被安打4、奪三振6、与四球0、失点0という安定したピッチングを披露し、今季4勝目(9敗)をマーク。ホワイトソックス先発のディラン・シースは5回4安打4失点(自責点3)で今季7敗目(11勝)を喫した。

ロイヤルズを勝利に導いたのはサルバドール・ペレスのバットだった。1回裏無死2・3塁のチャンスで第1打席を迎えたペレスは、外角のボール気味の99.3マイルの速球を捉え、ライトへの41号3ラン。2本塁打を放った前日に続いてアーチを架け、チームに先制点をもたらした。5回裏の第3打席では四球を選んで出塁し、シーズン22四球は自己最多タイ。また、守備面では好リードでシンガーの好投を引き出した。

本塁打王争いで大谷翔平(エンゼルス)に次ぐ2位につけるペレスは、この試合が終了した時点で大谷に2本差(エンゼルスはレンジャーズとの試合中)。また、今季の打点数を102に伸ばし、打点王争いでは100打点のラファエル・デバース(レッドソックス)を抜いてホゼ・アブレイユ(ホワイトソックス)に1打点差の2位に浮上した。8月下旬に5試合連続本塁打を記録し、9月に入っても5試合で3本塁打、8打点とペースは落ちておらず、本塁打と打点の二冠は十分に射程圏内だ。

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