FIA-F3最終戦の開催地がオースティンからソチに変更。F1ロシアGP、FIA-F2と併催に

 FIA-F3は、2021年シーズンの最終戦のスケジュールを変更した。当初は10月にアメリカのオースティン(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)で開催が予定されていたが、9月24〜26日にロシアのソチ(ソチ・オートドローム)で行われることになった。

 F3の公式サイトによると今回のカレンダー変更は、オースティンで予定されていたF3のレースのコスト全体に大きな影響を与える、やむを得ない物流上の変更を受けてのことだという。

 F2とF3のCEOであるブルーノ・ミシェルは、「このような急な変更に同意してくれたF1とFIA、我々のチーム、そしてソチのプロモーターを含む関係者全員に感謝したい。ふたつのカテゴリーを再びロシアで開催できることを嬉しく思っているが、今年はF3をオースティンで開催できず残念だ。将来レースをすることを楽しみにしている」とコメントを発表している。

 なおソチではF1ロシアGPと併催でFIA-F2第5戦が開催されることになっているが、F3のプロモーターは、ソチではF2もF3もこれまで通り3レースが行われると明らかにしている。

2021年FIA-F3第6戦オランダ レース2 岩佐歩夢(ハイテックGP)

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