長崎県などは5日、7市で計49人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。諫早市と長崎市で発生したクラスター(感染者集団)がそれぞれ拡大した。
諫早市東本町の診療所「大沢医院」では、8月21日から9月2日までの間に同医院を受診していた患者ら46人を県が検査したところ、新たに患者4人の感染を確認。残る42人は陰性だった。感染者は医師1人、職員3人、患者5人の計9人となった。
諫早市在住で大村市に勤務する20代女性県職員の感染も確認。県内陽性者と関連があった。県人事課によると、県民と接する業務には従事していない。既に執務室などの消毒は済ませているという。
長崎市内の放課後児童クラブでは、新たに関係者1人の感染を確認。累計12人となった。
佐世保市は17人。市内陽性者関連が10人。そのうち8人が同居家族または親族からの感染だった。40代男性海上自衛隊員の感染も判明。防衛省海上幕僚監部によると、佐世保地区所在部隊の所属で、艦艇の乗員ではない。
【5日】長崎県内7市で49人コロナ感染 諫早、長崎のクラスター拡大
- Published
- 2021/09/06 09:43 (JST)
- Updated
- 2021/09/06 12:43 (JST)
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