米国・AEWのPPV「ALL OUT」(イリノイ州シカゴ)が5日(日本時間6日)に行われ、元WWEスーパースターのブライアン・ダニエルソン(40)がついにAEWマットに上陸した。
この日のメインではAEW世界王者のケニー・オメガがクリスチャン・ケイジと対戦。キル・スイッチを浴びるなど大苦戦を強いられながらも、雪崩式片翼の天使で逆転勝利を収めた。
最大の衝撃は試合後のリング上だった。ケニーがマイクアピールをしていたところで、今年7月にWWEとの契約が終了した元NXT王者のアダム・コールが登場。コールはケニー率いるエリート入りを果たした。
しかし、このままエリートが大会を締めるのかと思われたその瞬間、とうとうブライアンが電撃登場。今年4月のローマン・レインズとのユニバーサル王座戦に敗れスマックダウンを追放されたブライアンは、かねてAEWへの移籍が噂されていた。待望された登場に会場のボルテージは最高潮に達し「イエス!」の大合唱。ブライアンはエリート勢を蹴散らし、リングでファンからの大歓声を浴びた。
この日の大会では元WWE王者のCMパンクが7年8か月ぶりのプロレス復帰を果たしたばかり。飛ぶ鳥を落とす勢いのAEWマットに、ビッグネームが続々と集結してきている。