【新型コロナ】横浜駅西口、慶応日吉… 横浜市、新たに交通便利な3接種会場 15カ所では夕方以降可能に

横浜市役所

 新型コロナウイルスワクチンの接種を巡り、市内18区で集団接種を実施している横浜市は6日、交通アクセスの良い接種会場を新設するとともに、夕方以降も接種可能な会場を増やすと発表した。通勤、通学後に立ち寄りやすくすることで、若い世代へのワクチン接種促進を図るとしている。

 新たに設ける接種会場は3カ所で、横浜駅西口下車徒歩約6分の「横浜駅西口ローズホール」(同市西区)は10月14日から、東急東横線日吉駅前の「慶応義塾日吉キャンパス協生館2階」(同市港北区)は9月22日から、JR根岸線磯子駅下車徒歩約12分の「磯子センター」(同市磯子区)は10月14日から開設する。

 午後5時以降も接種可能となるのは、市内各区18カ所(10月14日時点)に設けられる集団接種会場のうち、緑、青葉、泉区を除く15カ所。中でも、神奈川公会堂(同市神奈川区)、慶応義塾日吉キャンパス協生館2階(同市港北区)、戸塚スポーツセンター(同市戸塚区)では今月下旬以降、午後7時半までの接種が可能となる予定。

 また、市は集団接種会場での予約キャンセルなどにより余ったワクチンの廃棄を避けるため、7日から協力者を募集する。対象は電話連絡後20分以内に必要書類を持って集団接種会場に来場し、接種を受けられる市民。余るワクチンは各会場で各日0~5人分程度で、応募は市のウェブサイトで行う。

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