韓国代表が7日に行われたカタールW杯アジア最終予選レバノン戦で1―0と勝利し、大きな盛り上がりを見せている。
韓国はホームに格下のレバノンを迎えたが、エースFW孫興民(トットナム)を負傷で欠く窮地で試合に臨んだ。
案の定、決定機を欠く苦しい展開となったが、後半15分に途中出場のMF権昶勲(クォン・チャンフン)が決勝ゴールを挙げて1―0となんとか勝利を収め、今予選初白星を飾った。
苦しみながらも勝利したことで韓国では各メディアが大々的に報道。「京郷新聞」は「若い選手がチャンスをつかんだ。ベント監督の期待通り、韓国は主導権を離さなかった。ビルドアップから試合の流れを支配する速いスピードのサッカーが効果的だった。前半のシュートは13―2、ボール支配率は72%―28%、パス回数は308―133などすべての面で相手を圧倒した」と快勝だったと絶賛した。
さらに、初戦のイラクをはじめ中東勢が反則をもらったり時間稼ぎのためにすぐに転ぶプレーを批判。「試合内容にかかわらずグラウンドに横になるレバノンの〝ベッドサッカー〟も打ち破った」と相手を非難しつつ、それに負けなかった韓国チームを称賛した。
初白星を挙げてここから韓国が勢いをつけてくるか。