株式会社徳間書店は、 9月8日(水)に徳間文庫より大沢在昌著『爆身』を発売。 凄腕ボディガード・キリ。 本名、 年齢不詳。 警護の打ち合わせのためにホテルに着いた瞬間、 建物が爆発した。 しかも爆死したのは依頼人のトマス・リー。 ニュージーランド在住のフィッシングガイドだが、 その正体は増本貢介という日本人だった。 増本にキリを紹介した大物フィクサー・睦月の話では、 増本は生前「自分は呪われている」と話していたという。 事件の陰に呪殺集団が。睦月に依頼され、 事件の調査を開始したキリが知る驚愕の真相とは。 本書は、 依頼人がキリと会う直前に爆死する衝撃的なシーンから幕を開けると、 大物フィクサー、 悪徳弁護士、 古武術、 謎の呪殺集団、 暴力団と次から次へときな臭い奴らが登場し、 事件の背景にある闇は深まっていく。 さらに、 物語の鍵を握るのは人体自然発火を引き起こす「パイロキネシス」という超常能力。 読者の想像を超える圧倒的な展開に、 今回も一気読み必至の内容。 また、 ボディガードでありながら、 謎を調査する「探偵」として、 様々に駆け引きをしながら真相解明に動く新たなキリの姿も本作の魅力の一つ。 文庫化の機会に、 ぜひ一級の大沢在昌のハードボイルドの世界をご堪能あれ。
目の前で依頼人が爆死、その死は「呪殺」なのか? ノンストップ・ハードボイルド シリーズ第二弾『爆身』発売!
- Published
- 2021/09/08 11:53 (JST)