4日に開幕した神奈川大学野球秋季リーグで、インターネットの動画配信を担当する加盟校のマネジャーが実況中継に挑戦している。配信係のリーダーで桐蔭横浜大の福田拳仁さん(4年)は「たくさんの野球ファンに神奈川リーグの魅力を伝える助けになれば」と話している。
「スライダーを打って三遊間へ、これは面白い打球だ! ショートへの内野安打です!」
「いきなり足を生かしてきましたね」
「ノーアウトから走者が出たのは大きいのではないでしょうか」
5日の松蔭大─神奈川大2回戦。バックネット裏の男子マネジャーがビデオカメラを回しながら、球速やカウント、打球方向などを伝えていく。選手の心境を代弁するようなコメントや解説を交え、臨場感を高める工夫も凝らす。