94年世代最強コンビの大谷翔平&羽生結弦がワンツー アスリートイメージ調査

大谷翔平(左)と羽生結弦(東スポWeb)

株式会社博報堂DYメディアパートナーズは8日、恒例となった「アスリートイメージ調査」の最新版を発表した。

総合ランキング1位は米大リーグ・エンゼルスの〝二刀流〟大谷翔平投手(26)、2位がフィギュアスケート冬季五輪2連覇の羽生結弦(26=ANA)となり、最強世代と言われる94年生まれコンビが見事にワンツーを決めた。

昨年末の調査では1位・羽生、2位・大谷だった。しかし、打者として本塁打トップの43本、投手として9勝を挙げて大活躍中の大谷が逆転。調査は東京五輪直後に行われたが、大会と無関係の両雄が根強い人気を見せつけた形だ。今秋からは2022年北京五輪シーズンが開幕。人類初のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦する羽生がまた巻き返すか。

一方、東京五輪ボクシング女子フェザー級で日本女子初の金メダルを獲得した入江聖奈(日体大)が急上昇。「明るいアスリート」で卓球・伊藤美誠、柔道・阿部詩(ともに2位タイ)を抑えて1位に輝いた。五輪後もメディアに引っ張りダコで、屈託ない笑顔と聡明なコメントでイメージはうなぎ上り。同調査は「CMのキャスティングの際に使用する基礎データとしての活用を主な目的としている」(博報堂)だけに、各方面は放っておかないだろう。

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