中日の3年目右腕・勝野昌慶投手(24)が9日の広島戦(マツダ)で今季4勝目を目指して先発マウンドへ上がる。
今季は開幕ローテ入りを果たし、前半戦は14試合に登板して3勝5敗、防御率3・42。打線の援護に恵まれないケースが多く、前回7月11日のDeNA戦(バンテリン)でも6回1失点と試合をつくったが、勝ち負けがつかなかった。
しかし、東京五輪期間中のエキシビションマッチでは制球難などで結果を残せず、後半戦は二軍スタートの苦汁を飲まされた。
それでも8月31日のウエスタン・オリックス戦(オセアン)で6回2安打無失点と好投を見せて、再昇格のチャンスをつかんだ。約2か月ぶりの一軍マウンドへ向けて「立ち上がりから自分の力を出せるように、いい準備をして試合に臨みたい」と決意を語った。