新型コロナウイルス感染拡大の影響で開催危機を伝えられていたアジアチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント1回戦蔚山(韓国)―川崎戦が通常開催の見通しとなった。
日本で新型コロナウイルスの変異株が急速に拡大していることを受けて韓国政府の保健当局は、日本を隔離免除国から除外。この規定を適用すると川崎の選手はワクチン接種有無と関係なく、韓国入国後2週間の隔離が義務付けられ、試合に出られない状況となっていた。そのため、日程変更や中立地開催などのほか、蔚山が没収負けになる可能性も指摘されていた。
そんな中、韓国紙「スポーツソウル」は、同試合が予定通り韓国で行わると報じた。当初、保健当局は隔離免除の例外適用に難色を示していたが、韓国プロサッカー連盟と協議した結果、それを認め、8日午後になって同連盟に伝えたという。