次週のGⅡセントライト記念(20日=中山芝外2200メートル)に出走するソーヴァリアント(牡3・大竹)が9日、美浦南ウッドで戸崎圭を背に一週前追い切りを行った。
同厩で同じくセントライト記念に出走予定のヴェイルネビュラ(牡3)を追走し、直線で内に潜り込むと力強く伸びて1馬身半の先着。6ハロン80・4―65・5―36・9―11・7秒(馬なり)を計時した。
4走前の未勝利勝ち(中山芝2200メートル)以来のコンビとなる戸崎圭は「すごい時計が出ているし、順調に来ているなと思います。能力はレースぶりを見ればわかりますしね。久々に乗って、以前からタフな馬だと思っていた。昔は若さもあったが、ここ最近はゲート(難)が解消してメンタル面でも成長を感じるし、走りもかなりパワーアップしています」と話した。
同馬はデビュー2戦目の未勝利(1位入線)でレース後に禁止薬物のカフェインが検出されたことで失格となったが、その後はGⅡ弥生賞ディープインパクト記念(4着)を経て今夏に札幌で1、2勝クラスを連勝中。近3走でいずれもメンバー最速上がりをマークしている注目株だ。
また、ヴェイルネビュラのセントライト記念での鞍上は大野に決まった。