「あきらめるとは、明らかに見るということ」。喫茶店店主が選挙へチャレンジ!林さとるさん【PR】

自然豊かな愛知県あま市で喫茶店を経営する林さとるさん。好きな言葉は、「あきらめるとは、明らかに見るということ」。身近な問題を政治で解決しようとすることをあきらめず、これまでに市長選や市議会議員選に立候補してきました。喫茶店店主は、なぜ立候補しつづけるのか?政治で何を変えたいのか?ご本人に聞きました。

選挙ドットコム編集部(以下、「選コム」):政治家になって何が実現したいですか?

林さとる氏:とにかく無駄なものは作らないということですね。今の政治は、無駄な建物ばかり作っている。それから、介護の問題。身体が不自由になっても、できるだけ自宅で過ごせるように、制度を整えたいです。そのためには、今の市の姿勢は良くない。在宅介護で利用できるヘルパー制度の周知などをもっとしていけばよいと思います。

選コム:選挙に立候補しようと思ったきっかけはなんでしょうか?

林氏:2015年と2019年に、市議会議員選挙にも出たことがあります。前回2018年の市長選もね。その際に市議会についていろいろと調べたけれど、市議会で議員のひとりになるのではなく、市長にならないと変わらない、と思いました。それで、市長選に出ようと思いました。

選コム:その前から、政治の世界には興味があったのですか?

林氏:愛知県立愛知工業高等学校を卒業してからいろいろなことをやって、1984年に喫茶店を始めました。今年で37年目です。政治活動は、僕が63歳ぐらいのときに始めました。30数年は何もやっていなかったんですよ。政治には興味はあったのですが、稼がなきゃいけないということで、喫茶店を始めたんです。その間に子供ができて、子育てが一段落したので、政治家をやろうかなと考えました。

選コム:政治に興味がある人は多いと思いますが、実際に出られるというのはスゴイと思います。

林氏:暇だからね、いつも。そんなに大変なことではないですよ。喫茶店は4時までで、4時から政治活動をやったりしているから。みんなが思っているほど大変なことではないですよ。店は自分の家だからのんびりとやっている。いまは政治活動が主流な感じですね。

2018年年のあま市長選にも挑戦した林さん

 

選コム:先ほど、介護の問題に取り組みたいとおっしゃっていましたが、ほかに取り組みたいことはありますか?

林氏:あま市は、道路が中途半端に途切れているところが多いんですよ。道路を作りたいです。立ち退きの問題があるけれど、できないところは、はじめの計画を変更してそこを通らないように道を作ったらいい。それから、橋を作ること。4本考えています。それがあれば、だいぶ便利になるところがあるからね。建物ではなく、道路や橋にお金をかけたいですね。

それから、給食センターなどは民営化されましたが公営化に戻したいです。民営化すること自体にメリットがない。民営化はお金目的になってしまうからね。今はなんでも民営化が流行りだけど、給食は子どもを預かるところだから、きちんとしたものを提供できるように、公営化にしたいと思います。

選コム:あま市の魅力はどんなところでしょうか?

林氏:あま市のいいところはいっぱいありますよ。田んぼもあって緑もあって、山にも海にも行ける。自分たち住民が住み安いなと感じればいいところということなんじゃないかと思いますよ。

選コム:住民が「住みやすいな」と感じるために、政治家ができることはなんでしょう?

林氏:難しいことを実行するのが政治家です。今の政治家は、時間をかけないで、途中で辞めちゃうから、時間をかけて動かしていけばいいと思う。市役所で働く人もいろんな分野の賢い人たちがいるから、これをやれ、と言えば必ずやってくれる。それを動かすのが政治家の役割です。

選コム:座右の銘はありますか?

林氏:あきらめるのは、断念することではなくて、(なんでできなかったのか)あきらかにみるということ、という般若心経の言葉ですね。次に生かすということです。次の選挙も考えていますが、これが最後の闘いになります。注目していただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします。

選コム:あきらめず、政治家の道を志す、すごいことだと思います。きょうはありがとうございました!

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