西日本と沖縄・奄美は気温高い 北日本や東日本の日本海側は秋晴れ多く 1か月予報

 気象庁は9日(木)、向こう1か月(9/11~10/10)の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、西日本と沖縄・奄美では暖かい空気に覆われやすいため高い見込み。特に沖縄・奄美では、期間の前半はかなり高くなる可能性がある。

 北日本と東日本の日本海側は高気圧に覆われやすいため、向こう1か月の降水量は平年並みか少なく、日照時間は平年並みか多い見込み。沖縄・奄美は湿った空気の影響を受けやすい期間があるため、向こう1か月の降水量は平年並みか多く、日照時間は平年並みか少なくなりそうだ。

1週目(9/11~9/17) 北・東日本の日本海側は高気圧に覆われて、平年より晴れの日が多くなりそうだ。西日本や沖縄・奄美は台風や湿った空気の影響を受けやすく、平年に比べて晴れの日が少ない見込み。

2週目(9/18~9/24) 北日本と東・西日本の日本海側は高気圧に覆われて、平年より晴れの日が多い見通し。

3~4週目(9/25~10/8) 北・東・西日本は、天気は数日の周期で変わる見込み。沖縄・奄美は平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。

沖縄・奄美に早期天候情報

 沖縄・奄美は向こう2週間は、暖かい空気に覆われて気温の高い日が多くなる見込み。特に、15日(水)頃からの5日間ほどは、かなり高くなる可能性がある。このため、気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理や熱中症対策など健康管理に注意するよう呼びかけている。

早期天候情報とは

9日(木)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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